テニス4大大会の1つが毎年1月にオーストラリアのメルボルンで行われます。メルボルンの中心からトラムと呼ばれる路面電車が会場までほぼ1日中走っています。会場チケットがあれば無料となります。1日中走っているというのは、夜の試合が長引いたときのためです。午前3時過ぎまで行われていたこともあります。
 シーズンの始まりとなるこの大会は、現地では真夏に行われます。この大会前にオーストラリアの各都市で前哨戦が開催され、本大会に向け国中が盛り上がっていきます。大会はとてもフレンドリーな雰囲気があり、有名選手を真近で見ることができます。

     

<オーストラリアオープンの見所>
 開催は、1月中旬から2週間です。この期間は世界中から観光客が集まるため、ホテルの予約は早めに行う必要があります。チケットは、インターネットから事前予約ができますが、現地に設置されているチケットセンターにて購入することができます。メルボルン駅の近くや会場入り口に設置されています。前半の週の試合ならば当日券も購入できます。チケットは大きく2種類あり、センターコート券(昼間と夜の部で別)、グランドパス券(センターコートには入れないが、外コートの試合は観戦可)です。金額は、決勝に近づくにつれ高くなります。お薦めは、準決勝のチケット(センターコート券)を予約し、後はグランドパス場券の購入です。準決勝ならば、4試合見れます。グランドパス券は安い割には、試合も見られかつ練習を身近で見ることができます。試合時間は公表されていますが、練習は誰がどこのコートで何時から(通常1時間位)行っているかは公表されていません。人垣を目安にやま勘を働かせ、コートサイドを確保する楽しみがあります。
 毎年、大会直前になるとオフィシャルブックが販売されます。

    
 2015年オフィシャルブック   2013年オフィシャルブック           あのNadalの練習時撮影

 
世界のプロプレイヤーたち!

Autograph

こういう光景があちらこちらで見ることができます。お蔭様で、コレクションとなりました。
残念ながら、シャラポワさんのはまだgetできていません。
  


Kei Nishikori  Micheal Chang
 Martina Navaratilova
 
Roger Federer  Rafael Nadal
 Selena Williams  Andy Murray
Kimiko Date  Novak Djokovic  Ai Sugiyama
 Kim Klijste
Justine Henin Samantha Stos
James Blake  Daniela Hantuchova
Ana Ivanovic  Dinara Sofina Li Na

フォームを見てみよう!

以下の名前をクリックすると各プレーヤーの写真へ移動します。
Kei NishikoriRoger FedererRafael NadalSelena WilliamsAndy MurrayKimiko Date-KrummLleyton Hewitt、
Ai SugiyamaKim ClijsterMaria SharapovaAna Ivanovic Dniela HantuchovaDinala Sofina Li Na


<Kei Nishikori

 2014 年全米オープンでの準優勝とグランドスラム制覇が注目されています。日本選手が世界ランキング5位までくるとはつい数年前までは考えられないことでした。身長も他選手と比較すると小柄ながら非常にパワフルなショットを生み出しています。特徴的なのが、ストロークで珠を打つ手前で一旦スイングが止まるように見えるため、その後どちらに打つのかが相手からは分かりにくくなる点です。優勝争いに面している選手はとかくナーバス的になりがちだと思いますが、彼はファンへのサービスもすばらしいです。練習終了後、多数のファンへのサインに積極的に応じていました。
       

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<Roger Federer

 前無敵の王者ピート・サンプラスを破り一躍有名になりました。その後の活躍は語るまでもないです。昨今のプレーヤーには珍しい片手バックハンドは絵になる美しさです。プレーだけではなく、ファンへのサービスもすばらしいです。練習終了後、多数のファンへのサイン依頼も嫌な顔せず応対してくれました。元テニスプレーヤーの奥様の内助の功もすばらしいです。試合には必ずといってよいほど帯同し、関係者席から見守っています。有名選手ともなると、彼女は女優とかモデルとかが多いですがこんな素敵な女性を選んだRogerはすごいなと感じます(少々日本人的発想かもしれませんが)。双子の女の子をもうけましたが、この子達がダブルスを組みWilliams姉妹と戦うのを見てみたいものです。
       

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<Rafael Nadal>

 スペインの闘牛のごとくパワーで圧倒するテニスは迫力があります。彼のトップスピンと体力はクレーコートでプレーするために生まれてきたようなものです。あのほりの深い顔立ち、筋肉もりもりで、まるで獣のようです。彼に睨み付けられたひるんでしまいそうです。Rogerになかなか勝てなかった頃は、練習中とてもナーバスでファンサービスも今一でした。昨今は王者の意識もでてきて、プロとしてのファンサービスもでてきました。あの打ち方、体にふたんがありそうであり、最近怪我にみまわれているようです。でも、まだ若いので今後も活躍が続きそうです。

       

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<Selena Williams>

 テレビで見ると大きいですが、実物も大きいです。他の女子プロの練習を見ていても、私でもラリーはできるかなと感じますが、彼女のストローク、サーブはとても打ち返せる気がしません。男子並みにすごいです。また、この体にして運動量もすごいです。見た目はちょっと怖いですが、勝ったときのインタビューでの笑顔を見ていると、内心はやさしい人かもと思ってしまいます。それほどプレーには迫力があるということです。姉妹そろって試合にでていることもあり、離婚した両親も試合会場で見かけます。家族の絆がきっとテニスでつながっているんですね。
       

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<Andy Murray>

 遂に上位に名を連ねはじめたアンディ。なかなか勝てなかったのが、ロンドン オリンピックでみごと地元優勝。そして、全米オープンで優勝とグランドスラムも手に入れたすばらしい2012年でした。あまりパワーさは感じないのですが、長身・長腕を活かしたプレーは安定感があります。人柄のせいか、練習中も人気を感じます。試合中も「アンディ」という声援があちこちからかかります。
       

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<Kimiko Date-Krumm>

 語るまでもない世界に名を残した日本のプレーヤー。ウン十年前に、かっての女王シュティフィー・グラフを破ったのは今も覚えています。この時、松岡修造がスタンドで日の丸の旗をふりまわし応援していた記憶があります。仲井貴一と噂が流れていたような記憶がありますが、レーサーと結婚。そして、夫に刺激を受け長いブランクにもかかわらず現役復帰。40代にして、四大大会に出場し、2013年のオーストラリア オープンでは42才にして念願の復帰後の予選突破し3回選進出。真夏の大会とコンディション的にも体力的にもつらい中、本当にすばらしい。いつまでもがんばって欲しいものです。
       
       

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<Lleyton Hewitt>

 全米オープン、全英オープンと連続で優勝し、10代でオーストラリアの英雄となりました。全米オープン優勝直後にあの9.11テロ事件がおこったのを記憶しています。その後Roger Federerの影に隠れてしまいあましたが、ガッツポーズでの「Come on]は健在。今では主流の両手バックハンドは彼が最初ではないかと思います。両手バックハンドでジャンピングしながらのショットは今でも若々しさを感じます。写真でも分かるように、彼の周りにはいつも人垣ができています。お母さんと一緒にテレビCMにでるなど好感度は抜群。アデレードという都市が故郷ですが、現在はシドニーに居住しています。奥さんは、元女優のベック。婚約前に、コートで見かけることもありました。
       

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<Ai Sugiyama>

 「愛ちゃん」というと、ゴルフか卓球の愛ちゃんを思い浮かべる人が多いと思いますが、こちらが元祖「愛ちゃん」です。女子ダブルスでは、世界トップの選手でした。写真にあるように、Kim Clijsterと世界トップにたち、その後はDaniela Hantuchovaとコンビを組み活躍しました。 Daniela Hantuchovaとならんだ写真を見てお分かりのように、体格的に大きなハンディがあります。このハンディを粘り強さ、精神力で世界を渡り歩いてきました。コーチであるお母さんがいつも付き添い、家族で戦っているんだというのを感じました。本当に同じ日本人として誇りに思います。ただ、今テレビで見るあの笑顔を現役時代は残念ながら私は見ることができませんでした。サインをお願いしても、無愛想にどちらかというとめんどくさそうでした。試合前ということで集中しているのかもしれませんが、他一流プレーヤーのファンサービスと比較すると残念ながら見劣りを感じました。引退され、第2の人生を歩まれていますが、名前は日本テニス会に永遠に刻まれるでしょう。
       

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<Kim Clijster>

 同じベルギー人のJustine Heninとトップ争いにて幾度も決勝で対決しましたが、どうしても彼女には勝てなかったです。彼女の特徴は、パワーストロークとスプリット(開脚)ストロークです。体の柔らかさは、プロ女子の中で1番でしょう。オーストラリアの英雄Leyton Hyuittと婚約し、一躍オーストラリア人の人気者となりました。しかしながら、婚約破棄となり、オーストラリア人もショックを受けていたようです。引退、結婚、女児をもうけたのですが、その後現役復帰。全米オープン優勝、そしてオーストラリア人の声援を受け全豪オープンにも優勝しました。全米オープンでの優勝式に、お子さんを抱えている姿はプロテニスプレーヤーの顔ではなく母の顔であったのが印象深いです。2012年の全米オープンを最後に、2度目の現役引退となりました。
     
       

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<Maria Sharapova>

 誰もが彼女を知っている美女プレーヤー。彼女のストローク時の雄たけびは神聖なるテニスにおいては最初違和感がありましたが、実力を示すにつれ彼女の独特のスタイルとして容認されてきました。美貌、スタイル、そしてテニスの才能と持っている人は持っているんですね。一方、小さい時代は、大人のラケットを切って使ったなど、苦労をしていたようです。少女時代にマルチナ・ナブラチロワに見出され、それを信じお父さんと渡米したと伝えられましたが、マルチナ・ナブラチロワは覚えていないとのこと。渡米にあたりお金で苦労したとのことであり、今だから語れる苦労が多々あったことでしょう。ロシア出身でチェルノブイリ原発を経験しており、日本の先の2010年の原発問題にも関心を示しています。
   

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<Daniela Hantuchova>

 一時期は上位ランキングにいたことがあり活躍を期待されていました。しかし、怪我や体力問題(やせすぎ)、精神的な弱さ(?)でパワーに陰りがおとずれ低迷した時代がありました。その逆境を乗り越えがんばっています。この人の印象はスタイル抜群の美女に尽きます。身長180cmの長身細身で、近くで見ると惚れ惚れする美貌の持ち主です。きっとモデルでも成功するでしょう。また、才女のようであり、持っている人は持っているんだなと感じます。応援していたのですが、プロテニスプレイーヤーとしては30歳の大台にのり再度の上位ランクは難しいかな。
       
       
       
       

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<Ana Ivanovic>

 全仏オープン優勝、世界ランキング1位にランクされていたことがあります。最近は優勝を争う場面に登場していませんが、実力の持ち主にかわりはありません。セルビア出身であり、かつての女王モニカ・セレシュにあこがれテニスを始めました。笑顔がかわいくテニス界の妖精という言葉がぴったりだと思います。顔に似合わずパワフルでタフなプレーをします。見掛けはかわいらしい体系にみえますが、身長は180cm以上あります。ベテランの域に入っていますが、まだまだ活躍するでしょう。
     
     
     

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<Dinala Sofina>

 お兄さんは全米・全豪オープンで優勝、世界ランクも1位にいたことがあるテニス界のプレイボーイ、ロシアのマラト・サフィンです。彼女は4大大会での優勝はないものの、世界ランク1位にいたこともあり、兄妹で世界ランク1位を射止めたのはプロテニス界の中でも珍しいです。お兄さん同様にパワフルなテニスをします。筋肉もムキムキで見たからにパワフルさを感じます。最近、大会で見かけないのが気になりますが、パワフル健在を見せて欲しいものです。
     
     

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<Li Na>

 たまたま練習をしていた彼女を見かけ、すごい選手がアジアにもいるんだなと思いました。ストロークに伸びがあり、かつ重そうなボールを打っており、パワーテニスの西洋人にも通用するんではないかと思いました。当時(2005年頃)まだ知名度もなく、練習を見ている人はいない頃のことです。その後、急成長し2011年には全豪で準優勝、全仏で見事アジア人として男女あわせ初となる四大大会優勝をはたしました。かつて、アジア人として活躍したマイケル・チャンもなしえなかったタイトルです。すでに30歳をこえる歳となっていますが、まだまだ活躍してくれそうです。最近、中国人の活躍が目に付きます。2014 年オーストラリア オープンで優勝。昨年準優勝の雪辱を晴らした。大会史上、最年長優勝の31才11ヶ月、すごい。しかし、その半年後には引退と残念です。
     

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